健康な家、健康住宅とはどんなものなのか？

「健康住宅」

住宅業界にも健康志向が強まっており、家づくりにおいて「健康な家かどうか」が重要なポイントになりつつあります。

そんな風潮から、「健康住宅」という言葉を見かける機会も増えています。 文字通り、「暮らしている人が健康に過ごせる家」という意味ですが、ではどんな家が健康住宅なのかとなると、実は明確な定義はありません。

「この条件を満たせば健康な家」と認められるような条件はないわけです。極端な話、売る側が「これは健康住宅です」と宣言すれば、そうなってしまう面もあります。ですから、これから家を買ったり、建てたりする予定がある方は、健康に過ごせる家とはどんな環境なのかをよく踏まえた上で、家づくりの計画を立てていく必要があります。

健康な家で暮らすためのポイント

「健康住宅」に明確な定義はありませんが、ある程度共通した特徴も見られます。もっともよく見られるのが、シックハウス症候群の原因となる化学物質を使っていないことです。断熱材などにしばしば見られる、ホルムアルデヒドに代表される化学物質を使用しないことで健康的な環境を作り上げた家を指して、「健康的な家」と言われています。 シックハウス症候群の直接の原因となる化学物質が含まれていない場合でも、接着剤や塗装材は健康に影響を及ぼす可能性があるため、これらをできるだけ使わずに建てた家、あるいは新建材ではなく無垢材など自然素材の建材を用いた家も、健康に過ごせる家として評価されます。

ただし、健康な家の条件はこうした化学物質をできるだけ避けているかどうかだけでは決まりません。例えば、自然由来の家では床が暖かく、冬場でも素足で過ごしやすくて、住宅内の温度差が少ないので、ヒートショックが起こりにくいといったメリットがあります。こうしたメリットは、快適性はもちろんのこと、健康にも大きな影響を及ぼしますから、非常に重要なポイントとなるのは間違いないでしょう。

もうひとつ注意したい点は、シックハウス症候群のリスクには個人差があることです。ある人には何の問題もない住宅でも、他の人にとっては健康に害をもたらす可能性が出てきます。この点からも、あくまで自分たちにとって健康的な家とはどんな家なのかを意識して、家づくりの計画を立てることが重要になってくるのです。

真建設株式会社では、健康志向の家をサポートすることを理念として掲げており、お客さまにとって理想的な家づくりを実現するための提案を行っています。とりわけ自然素材を使用した家づくりで豊富な実績を重ねており、健康的な家づくりにおいても手厚いサポートを提供しています。