デザイン性のある家にするために考えたいポイント

マイホームは快適で機能的であるだけでなく、おしゃれでデザイン性のある家にしたいと思うものです。とはいえ、いろいろなイメージはあるものの、実際におしゃれな家にしようと思うと、なかなか納得のいくデザインにならないという悩みがある方も多いです。 デザイン性のある家の条件としては、統一感があるというのがポイントとなってきます。全体を洋風にするのか、和風にまとめるのかなど、統一したイメージを明確にする必要があります。その上で、使用する建材の質感や色、壁材、フローリングの色合いなどを決めていきます。明確な全体のイメージがない状態だと、それぞれの場所で異なる雰囲気になってしまい、ちぐはぐな見た目になってしまう恐れがあります。 また、シンプルな形にまとめるというのも大事です。こんな飾りを入れたい、こんなインテリアにしたいという要望がたくさんあるのは理解できますが、あれもこれもと欲張ってしまうと、見た目がごちゃごちゃして煩わしいデザインになってしまうのです。そのため、一番強調したいポイントが目立つように、他の部分はシンプルにまとめることが重要になってきます。

【デザインと機能のバランスを考える】 デザイン性を重視することは大事ですが、そのために住み心地が大きく犠牲になることは避けなければなりません。住みづらい家になったり、子どもたちの安全を確保できない形状になったりする恐れがあるからです。そのためにも、動線を考えて、間取りや部屋の形状を決めることが重要です。帰宅時に玄関から、リビングやそれぞれの部屋にどのように入っていくのか、料理の際など家事でどのような動きをするのかをイメージしましょう。できるだけ無駄な動線が生まれないよう意識することによって、快適な家づくりができます。 収納スペースをきちんと確保することも重要です。デザイン性ばかりを考えると、どうしても壁面を広く使いたくなって、収納スペースが少なくなってしまうことがあります。しかし、実際に住んでみると、収納スペースが狭いとかなり苦労します。また、物が見えるところにあふれて生活感が出過ぎてしまい、かえって見た目が悪くなるという結果につながりかねません。こうした事態にならないように、それぞれの部屋に適した収納スペースを、可能ならゆとりを持って作ることで、住みやすい家にできるでしょう。見た目のおしゃれさと利便性のバランスを上手に保つことによって、愛着の持てる家となります。